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催眠マニア

好きな健二先輩にガールフレンドがいないのは、先輩が催眠マニアだからと思われる。一年前に決別したっていうモトカノの話がひどくて、うちのカレッジでは健二先輩に打ち明けるお嬢さんはいなくなった。健二先輩は色黒で、ぎゅっととしたアスリート。楽しいし、優しいし、マネー持ちだし、催眠マニアじゃなかったら、実にパーフェクトな人だ。健二先輩と付き合ったら、催眠マニアのガールフレンドとして、やにわに著名になってしまう。目立たなくて陰気臭いな私にとって、それは酷く気恥ずかしいことだったけど、健二先輩が大好きだったので、思い切って打ち明けた。

「俺が催眠マニアだって知ってて、白状するなんて、変わったコだねー。」健二先輩は面白そうに私をそろそろ監視した後、一週間テスト時期を設けようといってくれた。嬉しさと気掛かりで、一杯いっぱいになっている私を健二先輩は一人暮らししているルームに連れて行ってくれた。個室に着くなり、健二先輩は衣類を全て脱いで、すっぱだかになる。ええっ!?もう催眠するの?学生だから、催眠するのは自然だけど、交際を決めてから、まだ一時間もたってないのに・・・。健二先輩は、私を振り返った。

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「あ、気にしないで。個室ではたいてい素っぱだかなんだ。」健二先輩は実際に義務感を持ち合わせていないようで、伸び伸びしきった足もとで、台所に向かった。好きな人と二人きりということと、その好きな人が素っぱだかということで、私は鼻出血をふきそうなくらい扇情していた。健二先輩はティーを持ってきて、私に出してくれた。「ところでさ、ガールフレンドになってくれるっていうことは、俺の催眠マニア好みに付き合ってくれるってこと?」

 

 

 

 

 



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